安保法制 秘密保護法 廃止！　12．6パレード　私たちは戦わない。 NOWAR part3

　2015年12月6日、札幌中心部において、北海道弁護士連合会(道弁連)・札幌弁護士会主催の
安保法制 秘密保護法 廃止！　12．6パレード
私たちは戦わない。 ＮＯＷＡＲ part3
を行いました。
　お昼12時に大通公園7丁目広場に集合し、冒頭、田村智幸道弁連理事長が、安保法制は違憲であること、秘密保護法は国民の知る権利を害することを訴え、両法律の廃止にむけた行動を共にしていくことを呼びかけました。
　その後、参加者みんなで「安保法制に異議あり！」とプラカードを掲げて声を合わせ、パレードに出発です。

参加者は1200人超

　冬のパレードということで、降雪、積雪、寒さを心配していましたが、前日までの暖かな天気で大通公園7丁目の雪も少なくなり(と言っても積雪状態でしたね）、車道も大方の雪は溶けていました。但し、当日お昼の気温は2℃。
　そんな中、参加者は警察の確認で1214人（国会前集会では警察発表の人数が少なすぎると話題になっていましたが、ここでの数字は正しそうです）。警察官も、「よく集まったなぁ」と感心していたとか。参加されたみなさん、ありがとうございました。
　パレードのコースは、大通西7丁目から、北大通を東に進み、西4丁目で左折、駅前通りを北上し、北4条通りを左折したところで解散、というおよそ1㎞のコースでした。
　なお、1200人もの大所帯だったため、最後尾が出発するのは先頭出発のおよそ40分後 (先頭はもうゴールしていた時間でしょう）。寒さに耐えつつ、公園内でコールの声を挙げました。お疲れさまでした。

秘密保護法成立から2年

　この日は秘密保護法成立(2013年12月6日)から2年。
　2年前の秋～初冬、あの時も、多くの国民、市民が反対の声をあげていました。弁護士会も何年かぶりでデモ(パレード)を主催しました。
　しかしそれにもかかわらず、採決が強行され秘密保護法が成立。私たちは、「廃止に向けた声を上げ続ける！」と誓いましたが、今年、再び強行採決が繰り返されました。
　振り返ってみると、「声を上げ続ける」ことがあまりできていなかったのでは、との思いもあります。
　今回こそは、絶対に、声を上げ続けることをやめない！その思いを改めて強くし、その歩みのひとつとしての12.6パレードでした。
　この国の民主主義をもっともっと成熟させるために、憲法に従った国づくりがなされ、ひとりひとりの人権がまもられるために、弁護士会もみなさんと共に行動していきたいと思います。

来年もやります

　弁護士会では、来年3月27日(日)にもパレードを行う予定です(毎月の街頭宣伝も行います）。
　詳しいことが決まり次第、みなさまにお知らせしますので、よろしくお願いいたします。