新年あけましておめでとうございます。
皆様新年いかがお過ごしでしょうか。
弁護士になってからというもの土日も含め普段はあまりまとまった休みがとれないのですが、年末年始は比較的休みが取りやすく、今回は年末に家族で旅行をしました。
弁護士が比較的まとまった休みを取りやすい時期は、個人差もありますので、私の独断偏見かもしれませんが、年末年始のほか、4月上旬、7月下旬からお盆明けまでといったところでしょうか。
年末年始は、裁判所もお休みとなること、年明けの裁判の期日が本格的に始まるのが成人の日の三連休以降となるケースが多いことから、比較的穏やかな仕事始めとなります。
7月下旬からお盆明けは、裁判所が交替で裁判期日を開かない休廷期間を2週間程度設けて、その期間中に裁判官が夏休みをとったり、分厚い記録を読んだり、判決を書いたりして過ごすため、あまり裁判期日が開かれません。
4月上旬というのは少し意外かもしれませんが、裁判所の裁判官、職員の方の人事異動が集中するために、この時期もあまり裁判期日が開かれません。
その結果、これらの時期は我々弁護士の予定も比較的少なくなります。
今年の年始も本格的に忙しくなりそうなのが1月の三連休以降なので、それまでの間に前倒しで事件の書面の作成をしたり、普段は読めない本を読んだりなどして過ごしたいと思います。
普段は、弁護士の敷居が高いからなかなか相談しにくい、弁護士は忙しいから十分相手にしてもらえないかもしれない、などという不安を抱いている方もいらっしゃるかと思います。
そもそもそのような不安は無用ではありますが、年明け直ぐは時間的に余裕がある弁護士も多いように個人的には感じますので、安心して相談ができる良い機会かもしれません。
札幌弁護士会では法律相談センターの無料法律相談のほか、札幌駅の地下歩行空間で行われる無料法律相談会などの催しもしておりますので、様々な法律相談の機会をご利用いただければと思います。