2か月ぶりの街宣
11月19日(金)、街頭宣伝を行いました。
安保法案成立前には、連日のように、合計30回の街頭宣伝を行なったのですが、成立後はこの日が初めて。
「2か月間、なにをやっていたんだ!」とお叱りを受けてしまいそうです…。
弁護士約15人など総勢20人程が、12時15分から30分間、札幌駅近くの紀伊国屋書店前に集まりました。
市民の方の関心は、変わらず高い
今回は署名はなく、マイクでアピールをしながらのチラシ・ティッシュ配り。12月6日(日)に行う「大パレード」のチラシも配りました。
30分間の街宣で、500個のティッシュがほぼすべて配布完了。安保法制成立前と変わらずに市民の方の関心が高い、と感じました。廃止に向けて力づけられたとともに、これからもっともっと活動しなくては、この関心・問題意識の高さを失わせてはいけない、と改めて肝に銘じた私たちです。
フランス・パリでの「テロ」を受けて、シリア内の「イスラム国」への空爆が増しています。
安保法制が成立した今、これが「国際平和共同対処事態」と認定されれば、自衛隊が多国籍軍による空爆に参加する、という可能性もあるのです。このことについて「国民の理解」がある、と言えるのでしょうか。
安倍首相は、「法律が成立すれば、徐々に国民の理解も進んでいくと思う」と述べていましたが、そのための国民的議論が必要なのではないでしょうか。
4人の弁護士が叫ぶ。
街頭宣伝で、4人の弁護士が順番にマイクを持ちました。
神保大地弁護士:安保法制が日本国憲法の平和主義に違反する内容であることを丁寧に説明。
池田賢太弁護士:政府が「確立した憲法解釈」を変更することは「立憲主義に反する」と訴え。
伊藤絢子弁護士:フランス・パリでの「テロ」に触れ、武力で「テロ」をなくせるのか、もしそうならとっくになくなっているのではないでしょうか!と。
今橋 直弁護士:あきらめずに、安保法制廃止にむけて市民の力を集めましょう!
これからも続けます。
まず、12月6日(日)(12:00集合)は、弁護士会主催の大パレードを行います。
大通西7丁目に集合し、駅前通りを北上します。この日は、2年前に特定秘密保護法が成立した日。秘密保護法+安保法制が、私たちの基本的人権を害し、憲法を破壊するおそれが高いものであることを力強く訴えましょう。
また、毎月の街頭宣伝も行っていきます。これから札幌は極寒の季節となっていきますが…。がんばります。
予定は随時このホームページ上でご連絡させていただきますので、よろしくお願いいたします。