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2022/11/18

納骨堂「御霊堂元町」閉鎖問題に関する続報

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納骨堂「御霊堂元町」閉鎖問題に関する続報

2022年11月18日

消費者保護委員会

 表記納骨堂「御霊堂元町」閉鎖に関して、当会消費者保護員会による説明会開催後の11月17日、物件を取得した不動産会社が、申し立てていた不動産引渡命令の申立を取り下げたとの報道があり、当委員会でも、同取下の事実を確認しました。
 この引渡命令の取下により、執行官により遺骨が移動される可能性はなくなりました。
 遺骨未引取の方につきましては、遺骨が白鳳寺から第三者の占有に移されない限りは、白鳳寺が返還を求める相手方となるものと考えられます。
 このため、返還を求める方は、まずは白鳳寺(または、占有が第三者に移された場合は、この第三者)側で体制を整えて返還の対応をするかどうか見定め、皆様において、白鳳寺等が自主的に対応できないと判断された場合は、白鳳寺等を相手方とした遺骨返還訴訟等法的手段を検討することが考えられます。
 11月12日の説明会でもご説明差し上げたとおり、遺骨を改葬手続等の適正な手続を経ずに遺棄することは、死体損壊等罪(刑法190条)を構成する犯罪ですので、何人も、ただちにそのような事態を引き起こす可能性は低い状況と考えますので、落ち着いて対処し、返還を希望される方は、しかるべき時期に引き上げを行うことをお勧めします。
 当委員会としては、今後も情勢を注視し、必要な情報提供等を行うべく検討しておりますが、返還の検討をお急ぎの方は、個別に弁護士と法律相談を行ってください。
 なお、当会の法律相談センターにおける法律相談は、予約制、無料となっております。必要な方はご利用ご検討ください。
 詳細は、こちらをご覧ください。