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2022/12/19

納骨堂「御霊堂元町」閉鎖問題に関する続報(2)

記事

納骨堂「御霊堂元町」閉鎖問題に関する続報(2)

2022年12月19日

消費者保護委員会

 12月12日、御霊堂元町として使用されていた土地・建物を取得した不動産会社が、御霊堂元町の建物に貼紙を行いました。貼紙の内容は要旨次のとおりで、不動産会社は、貼紙の内容のとおり、12月14日から、御霊堂元町にて同社の要請する書類等を提出した方に遺骨の返還を開始したとのことです。

・建物から私物を持ち帰りできるよう、一時的に開館する。
・期間 令和4年12月14日~27日(土・日は除く)
 12:30~15:30
・入館条件 誓約書に合意(署名捺印)した檀家のみ
・特定のための必要書類
①納骨檀使用証明書など②身分証明書③納骨檀の開閉鍵④はんこ

以上

 不動産会社は、遺骨の返還の条件として誓約書等の提出を求めているところ、署名、捺印した書類の記載内容の解釈によっては、皆様が今後白鳳寺に対する損害賠償を請求する際などの法律関係に影響を及ぼす可能性が無いとは言い切れません。これら誓約書等を提出して遺骨の返還を受けるべきかどうかは、皆様の状況や、今後についてのご意向によってそれぞれ異なるものと考えますので、札幌弁護士会消費者保護委員会としては、現時点において、11月12日に開催したような大規模な説明会を予定しておりません。そこで、誓約書等を提出し、遺骨の返還を受けるかどうかについて、皆様に個別の疑問がある場合は、誓約書等を提出する前に、個別に法律相談を受けていただくことをお勧めします。

 なお、当会の法律相談センターにおける法律相談は、予約制、無料となっております。必要な方はご利用ご検討ください。詳細は、こちらをご覧ください。