2019年7月に、還暦を迎えました。弁護士となって、2020年春で丸32年となります。ベテランと言われても仕方がないですが、気持ちはまだまだ青年のつもりです。
この間に、札幌弁護士会会長、北海道弁護士会連合会(道弁連)理事長に加え、2018年度には日本弁護士連合会副会長を務めました。昨年度は、その残務や引継などで、毎週のように上京していました。そんな意味でこの1年は、弁護士業務に立ち戻るリハビリ期間のようなものでした。
今年度に入ってもなお東京出張は続きますが、基本的には、事務所にいることが多くなりみなさまにご迷惑をおかけすることも少なくなるのではないかと思っています。もう一度一人の弁護士としての自分の力量をスキルアップしたいものです。
ここに来て、「北海道じん肺訴訟弁護団」の団長を引き受けました。また、新たに控訴審が始まる「原発事被災者支援北海道弁護団」の団長もおおせつかりました。本当に身の引き締まる思いです。あわせて、ハンセン病などの差別と偏見に関わる問題にも積極的に関わっていくつもりです。それ以外にも、高齢者・障害者問題や災害関連の出来事にも強い関心を持っています。まだまだ老け込むわけにはいきません。