活動報告

秘密保全法制定反対市民集会の記録を公開します。

2013/06/27

政府は、「秘密保全法」制定の準備を進めています。
これは、行政機関に「秘密」指定の権限を与え、その「秘密」を漏らしたり、知ろうとしたりした者を罰するという法案です。
かつての国家秘密法案の再来とも言われますが、実はさらに危険性を増しています。
「秘密」に指定することができる事項は、防衛、外交、さらには「公共の安全、秩序維持」に関することも含まれているため、広範な政府情報が「秘密」として国民の目から隠されかねず、国民の知る権利や国民主権の重大な危機と言えます。また、不正の隠ぺいなど濫用のおそれも否めません。
さらに、「秘密」を扱う人とその家族、友人らの身元を徹底的に調査するということも予定されています。 札幌弁護士会では、秘密保全法の危険性を明らかにし、制定反対の機運を高めるため、2013年3月1日に市民集会を開催しました。パネリストには、高田昌幸氏(元北海道新聞道警裏金疑惑取材班デスク)、清水雅彦氏(憲法学者・日本体育大学准教授)、三木正俊氏(日弁連秘密保全法制対策本部副本部長)を招きました。
このたび、秘密保全法の危険性を多くの方に知っていただきたく、集会の模様を文書化し、公開することといたしました。秘密保全法の危険性が、話し言葉で、わかりやすく語られています。ぜひお読みになり、また、広めてください。

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